2017年1月20日金曜日

轆轤




前に熊谷守一さんの本を読んでいたら、「何十年かかかってやっと一本の線が描けるようになる」みたいなことが書かれてありました。


自分の思い通りの線という事なのか、それとも偶然的に描けた線が自分が納得するものなのかはわかりませんが。


一本の線、というものがどうしても陶芸家のロクロとダブって見えます。



武末さんの轆轤を見ていると、躊躇せずに引き上げ、躊躇せずに削っていることが感じられます。
そして、それに慣れている感じがするんです。

慣れるという言い方は微妙ですが、慣れるとたぶん余裕がある作りになってきて。
一発で形を決めれるようになるんだと思います。


その一発で決まった形に、余裕みたいなものが垣間見えたとき、その作家さんの深さを感じて、僕もお客さんも買いたい、使ってみたい。

となるのではないかと。

作品の圧のようなものの一部はそういった要因もあるのではないかと思います。


絵画もオブジェも陶芸も、けっこう同じような所があるような気がしています。



dai

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